マーケティング > 院内マーケティング

目先の医業収入を追求しすぎると、ロクなことにならない

マーケティングのテーマ別に表示
マネジメントのテーマ別に表示

マーケティング

2017.7.14

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

実践会クライアント、経営塾メンバーの中には2億円を超える医院が数多くあります。
中にはDr2人で1.5億、Dr3人で2億を実現してるような医院もあります。

しかし、そのような全国的に見れば相当、優秀な医院であっても、上には上がいます。
年間3億、5億という医院を見学で見てしまう、セミナーで詳しく話を聞いてしまうと焦る気持ちは分かります。

実は、正確に言えば、私はあまりそのような話を聞いても焦らないので、その焦る気持ちはあまり分からないのかもしれません。

しかし、確実に言えることがあります。
そんな優秀な医院が、業績を更に上げるために焦っても、ロクなことにならないということです。

私が焦らないのは、そのようにして焦って目先の業績追求に走った結果、ロクなことにならない医院を間近に見てきたからです。

よくいらっしゃるのが焦って目先の業績追求のために、スタッフの頑張りが足りないと叱咤激励する院長。いや、正確に言えばイライラしたり怒ったり。

いやいや、スタッフが余分にいて、本当にサボってるのであれば分るんですが大半の場合、このような医院のスタッフは滅茶苦茶、頑張ってるのです。

その上、更に頑張れと言われる。
これ以上、どう頑張ったらいいのか?
この先、こんなに頑張り続けられるんだろうか?

と目先の業績追求した結果、スタッフのモチベーションが下がってしまう、せっかくの優秀なスタッフが辞めてしまう。

確かに、それで目先の業績は上がるかもしれません。
しかし、それで長期的利益を失ってしまえば、何の意味もないと私は思うのです。

だから、私はそんなことで焦らない。
そんな目先の業績で焦るぐらいだったら、絶対に人材採用に力を入れるべきだと思います。

なぜなら、歯科医院というのは人がいる分だけしか、患者さんを診ることができないビジネスモデルだからです。
キャンセル率を下げる
自費率を上げる
アポの空き枠を埋める
このようなことは重要なので、日々の中でしっかりと仕組化して取組んでいくべきだと思います。
もちろん、人員的に可能な範囲で。

業績追求というのは魔物です。
やればやっただけ、ある意味で成果が出る。

しかし、やり過ぎればスタッフに負荷がかかりすぎる。
業績追求はすぐに成果が出るから楽しい。

しかし、その楽しさに目がくらむと、そして、「何でお前らは業績追求しないんだ!」とスタッフを叱咤激励すると、スタッフの気持ちが離れていくのが見えなくなるので気を付けましょう。

それが見えなくなると、気づけば、スタッフの姿が医院で見れなくなります。
それよりも、人材採用を頑張りましょう。
人材採用は成果が出るのが早くて半年後、普通は1年後、遅いと2年後。

そんな先のことのために今、頑張れる医院が最終的に成果を出すのです。

ある私のクライアントでは患者さんから歯科衛生士を輩出する取組みをしました。
中学生、高校生を衛生士にするのですから、早くて4年先の計画です。

結果、取組んでから10年ぐらいした今、毎年のように患者さんが衛生士学校に進学し、卒業した新卒歯科衛生士を採用できています。
あなたは目先の業績を追求しますか?
それとも、2年先の理想とする医院を今、追求しますか?

どちらを選ぶかが、将来の医院の姿を決めるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事