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ゴールデンステイト・ウォリアーズ優勝の秘密

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2017.7.21

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今年のNBAはシーズン開幕前からの予想通り、ゴールデンステイと・ウォリアーズが優勝しました。

NBA史上初めて、3年連続ウォリアーズVSキャブスの同一カードでした。
しかも、歴代史上最高の視聴者数を記録。

優勝したウォリアーズのバスケはとにかく華があり、面白い!
今年はケビン・デュラントというスーパースターを加え、正に「スーパーチーム」と呼ぶにふさわしいチームへと成長しました。

しかし、ウォリアーズのように
・ステフィン・カリー
・クレイ・トンプソン
・ケビン・デュラント
と1試合平均20点を軽く超えるようなスーパースターが揃ったからと言ってそんな簡単に優勝できるかというとそうではありません。

なぜなら、それぞれがスーパースターであるがゆえに、自分が活躍したい、自分が点を取りたい、自分がボールを持ちたいという欲求もそれぞれ、人一倍強いからです。

にもかかわらず、今年のウォリアーズにはそれが全くなかった。
自分が点を取るとかはどうでもいい。
それよりも、チーム全体でボールを回して、良いシュートを打つことを優先する。

これは当たり前のようでいて、なかなか、スーパースター軍団のチームでは実現が難しいことなのです。

しかし、今年のウォリアーズはそれを実現させることができたことが優勝できた主な原因だと私は思います。
それを実現させ、優勝の立役者となったのが私はステフィン・カリーだと思うのです。
ステフィン・カリーはNBA史上最高のシューターと言われる選手であり、MVPを二度も受賞してるスーパースターです。

しかも、カリーはウォリアーズ生え抜きの選手であり、チームの顔です。
そんなカリーが今年新たに加入したケビン・デュラントに相当、気を使い、早くチームで活躍できるように率先してボールを回したのです。

それによって、若干、調子を崩したり、成績が落ちたりしてしまったのです。
自分の個人成績とチームの優勝。

この2つを天秤にかけた時、カリーは迷わず、自分の成績を落としてでも、
優勝することを選んだのです。

これは簡単で、当たり前のようでいて、なかなかできないことです。

勤務医の先生で言えば、自分個人の医業収入を落としてでも、新しい中途で入った勤務医の先生に優先的に自分が使っていたユニットを使わせてあげるようなものです。

そんなことをしたら、自分が診れる患者数が減り、自分の歩合は減ります。
しかし、カリーはそれを喜んでやったのです。

そんなスーパースターのカリーが自分よりもチームの優勝のために自己犠牲を厭わない姿勢を見せ続け、メディアにも一切、不満をもらさない姿がチーム全体にも波及し、チームが一体化したのだと思います。

そして、スーパースターであるカリーが自分ばかりがシュートに行こうとするのでなく、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソンにもどんどん、パスを供給する姿勢がチーム全体でボールを回し、最高のシュートを生み出し、チームを優勝へと導いたのだと思います。

今年のNBAファイナルにおいて勝負を分けたのは第3戦でした。
この試合、対戦相手のキャブスははっきり言って100点満点の試合をしました。

残り時間3分、キャブスは最高のシュートで点差を6点としました。
残り3分で、6点差というのはかなりの点差で、キャブスの勝利は目前。

しかし、ここから3分間、キャブスは1点も取れなかったのです。
一方、ウォリアーズは11点を奪取。

そして、試合を決めたのが新加入のスーパースター、ケビン・デュラントだったのです。

最終的には4勝1敗で、ウォリアーズが勝ったのですが、もし、この第3戦をキャブスが勝っていたら、3勝2敗とまだまだ逆転可能な勝敗だったのです。

それだけ、勝負をかけた場面で、シュートを決められるというのは大きなことであり、簡単ではないのです。

それができる稀有な存在がケビン・デュラントであり、それを知っていたからこそ、ウォリアーズは大量の選手を放出してまでケビン・デュラントを獲得したのです。

もし、これで優勝できなかったらボロクソに言われていたこと確実な中で、優勝した。これは簡単なことではありません。

もし、このチームを来年以降も維持できるのであれば、これから2回は少なくとも、優勝できるチームになると思います。

それぐらい、今のウォリアーズの強さは飛び抜けていると感じました。
皆さんも、強いチームを作るうえでの参考になると思います。

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