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総合格闘技のドーピング検査厳格化は何を意味するのか?

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2016.8.16

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現在、私が大好きな総合格闘技の世界で話題になっているのがドーピング検査
です。以前はドーピング検査を行ってはいるものの、抜け道が多く、オリン
ピックのような抜き打ち検査ではありませんでした。

それによって、数多くの選手がドーピングを行っていたといわれています。
最近は、総合格闘技のメジャー団体UFCでは抜き打ち検査の実施、検査で
陽性となった場合、厳罰を与えることなどが検討されています。

これが意味するところはなんでしょうか?

もちろん、ドーピングは格闘技の面白さを失わせるものだから、禁止する
べきというのが大きな理由です。

しかし、以前は強ければ何でも良い。
という風潮がありました。

それに、ドーピング検査で陽性となってしまったら、そのイベントはどう
すればいいのかという大問題があります。

メインイベントが中止、最悪、大会の中止もありえます。
そんなことになったら、団体そのものの存続が危ぶまれます。

また、抜き打ちのドーピング検査を選手全員にしようと思ったら、大変な
コストがかかります。選手はアメリカだけでなく、ブラジル、日本、中国、
デンマーク、アフリカ、世界の様々な場所にいます。

それらの選手全員に抜き打ちのドーピング検査をしようとしたら、膨大な
コストが発生してしまうのです。団体の利益を大きく圧迫します。

しかし、それでもUFCがドーピング検査を強化した理由。

それはいくら選手が強くても「どうせ、ドーピングしてるんじゃないか?」
という疑念をファンが持ってしまうとファン離れを招くということをUFC
が恐れたからだと思われます。

また、そのような自体が起きているのかもしれません。
総合格闘技という新しい格闘技が誕生した頃は「強ければ良い」それで
ファンもついてきたのかもしれません。

しかし、市場が成熟してくるとそれだけではファンはついてきません。
そこに「強いだけでなく、クリーンでなければいけない」という視点が
加わってきているのです。

これは歯科業界でも同じだと思います。
歯科医院が少ない時代は「治療がうまければ良い」でよかったのです。

しかし、市場が飽和してくると治療の技術だけでなく、患者様はそれ以外の
要素も求めてきます。

総合格闘技でクリーンさが求められたのと同じ視点でいえば安全性になる
のかもしれません。

滅菌対策などはそのような視点になると思います。
それだけでなく、社会は益々、歯科医院が不正をしていないかということに
厳しくなってくると思います。

法律に書いてないから大丈夫
保険上、問題ないから大丈夫

それだけでは社会は許さなくなっているように思います。
例えば、アップルやスターバックスも法律的には問題ない節税対策も
社会から大きなバッシングを受けました。

今後はそのようなクリーンさについての対策も重要になってくるというのが
総合格闘技のドーピング検査厳格化から学べることなのではないでしょうか。

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