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NBA Finals劇的な幕切れ!

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2016.8.16

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今年のNBAを制したのはどこかご存知ですか?

そもそも、今年のNBAファイナルの対戦カードはなんと昨年と同じ。

昨年の覇者ウォリアーズvsレブロン率いるキャブス。

しかも、ウォリアーズはNBA史上、初めてシーズン73勝といいう快挙を
成し遂げました。それまではシーズン72勝が最高だったのです。

しかも、それはあの神様マイケル・ジョーダンが作り上げた実績。
この誰も越えられないと思ったシーズン72勝を超えた史上最強チームの
ウォリアーズ。

そして、昨年、古巣であり故郷のクリーブランド・キャアリアーズに戻り、
NBAファイナルに進出しウォリアーズに敗れたレブロン率いるキャブス。

実は昨年のファイナルではレブロンは孤軍奮闘でした。
BIG3の一角、ケビン・ラブはプレイオフ1回戦でプロレスばりのファウル
を受けて左肩脱臼し、欠場。

BIG3のもう一角、カイリー・アービングはウォリアーズとのファイナル
第1戦で膝を骨折。

そんな飛車角抜きの状態で戦ったから負けた。
今シーズンは絶対に負けないという強い気持ちで挑むキャブス。

シーズン73勝という歴史的偉業は伊達じゃないと証明しないといけない
ウォリアーズ。

この両者の対戦が今年のNBAファイナルだったのです。

しかし、ふたを開けてみれば、いきなりウォリアーズが3勝1敗でNBA制覇
に大手をかける状況になりました。

NBAのプレイオフは先に4勝したチームの勝ちなので、ウォリアーズはあと
1回だけ勝てば優勝というところまで来ました。

この1勝3敗からNBAファイナルで3勝3敗まで戻したチームが3回。
それも過去51年間タイまで戻したチームもない。

1勝3敗からファイナルを逆転優勝したチームは皆無。
そんな状況だったのです。

誰もがウォリアーズの優勝を確信しました。
もちろん、ウォリアーズファンの私も。

しかし、ここでウォリアーズに暗雲が・・・

それは、ドレイモンド・グリーンの欠場。

ドレイモンド・グリーンはウォリアーズの中心選手であり、チームの精神的
支柱でもありました。

献身的なプレーで常にチームを盛り上げ、ディフェンスの要としてキングと
呼ばれるレブロンの攻撃を防ぎ、チームに勝利をもたらしていました。

しかし、気持ちを前面に出してプレーするグリーン。
いい面もたくさんありますが、悪い面もある。

それはイライラした時に、審判に当たったり、相手チームの選手に当たって
しまう。それによって、累積のフレグラントファウル(危険なファウル)が
貯まってしまったのです。

事件が起きたのはキャブスが絶体絶命のピンチに陥った第4戦。
この試合でキャブスは負けてしまい、1勝3敗と絶体絶命のピンチに。

しかし、この試合の終盤。
レブロンともつれて倒れたグリーン。

審判の笛は鳴らずにプレーは続行。そこで、倒れてるグリーンが邪魔だった
レブロンはなんとグリーンをまたぎます。

それに激怒したグリーンはレブロンを振り払います。
その手がレブロンの股間付近を殴打。

結局、試合はキャブスが敗戦。
しかし、試合後、NBAが映像を見返し、このグリーンの行為をフレグラント
ファウル(危険なファウル)とみなしたのです。

これによって、NBAファイナルまでにたまっていた累積のフレグラント
ファウルによってグリーンは第5戦を欠場することになってしまったのです。

そして、第5戦。しかも、敵地ウォリアーズのホーム、オラクルアリーナ。
しかし、ゴール下の番人がいなくなったキャブスは猛攻を仕掛けます。
そして、キャブスの大勝。これによってキャブスの2勝3敗。

しかも、ここで更なる悲劇が起きます。
ウォリアーズの守備の要はグリーンともう1人、ボガットという選手がいる
のですが、このボガットが膝をケガしてしまい、欠場することに。

そして、第6戦。キャブスのホーム。
グリーンは復帰したものの、ボガットを欠いたウォリアーズはキャブスに
攻め込まれ、敗戦し、なんと3勝3敗のタイに。

しかも、このNBAファイナルではウォリアーズの攻めの要、2年連続MVP
のステフィン・カリーの調子が上がってこないのです。

膝の怪我の影響もあるのか、キャブスの策略にはまってしまったのか、
いつもミラクルシュートを決めるカリーのシュートが決まらない。

いつしか、3勝3敗であるにもかかわらず、キャブスの勢いが明らかに増し、
絶対的有利に相手を追い込んだにもかかわらず、自分たちのシーズン73勝の
価値を証明しなければいけなくなったウォリアーズ。

そして、運命の最終戦はウォリアーズホームのオラクルアリーナ。

ウォリアーズのホーム、オラクルアリーナはファンの熱狂的な応援で知られ、
時にはファンの応援が飛行機が飛び立つぐらいの騒音となる程なのです。

最終的に、NBA王者に輝いたのはキャブスだったのです。

ここまで、NBAファイナルの流れを説明してきましたが、数多くの学びが
あったNBAファイナルですが、主に、以下のような学びがありました。

1.感情のコントロールは勝敗に直結する

NBAファイナルの流れを大きく変えたもの。
それは・・・

キャブスのレブロンがウォリアーズのグリーンをまたいだシーンだったと
思うのです。

あそこで、もし、グリーンがレブロンの股間を殴打しなければ、間違いなく
ウォリアーズが勝っていたと思います。

それができていたら、グリーンはあれほどチームに勢いを与える選手ではない
のかもしれません。しかし、あそこで感情のコントロールをできなかったのは
チームを負けに導いてしまったといわざるを得ません。

ここから、ドレイモンド・グリーンが何を学び、どれだけ成長するのか、
今から楽しみです。

ちなみに、ドレイモンド・グリーンはNBAファイナルの前のカンファレンス
ファイナルでも対戦相手に苦しめられ、相手の股間を3回ぐらいプレー中に
蹴ってフレグラント・ファウルをもらってるので自業自得かもしれません。

2.目先利益の最大化が長期的利益を失う

昨年はレブロン率いるキャブスにケガ人が続出し、レブロンだけが孤軍奮闘。

しかし、今年はウォリアーズにファイナル後半にケガ人が続出。
一方、レブロン率いるキャブスはケガ人はほとんどいない状態。

実は、シーズン後半からウォリアーズは無理をしていました。
なぜなら、このままいけば、シーズン73勝という神様マイケル・ジョーダン
を超える記録を樹立できるかもしれないという偉業があったからです。

そこで、中心選手をレギュラーシーズン後半に休ませるのではなく、フルで
使い続けました。その疲労がNBAファイナルで怪我や不調につながったと
言わざるを得ません。

一方、キャブスはNBAファイナル制覇にしか興味がありませんから、
レギュラーシーズン後半はレブロンを休ませたりしてきました。

さらに、プレイオフもほとんど負けずに順当に勝ち上がったキャブス。
反対にプレイオフでかなり苦しんで勝ち上がったウォリアーズ。

この違いが最終的な違いにつながったように思います。

ウォリアーズにはシーズン73勝という誰しもが魅力を感じてしまう大きな
目先利益を追求してしまったのです。

そして、最後に一番、大事なNBA制覇という最終利益を失ってしまったの
です。どちらが大事かと聞かれれば、誰もがNBA制覇と答えたと思います。

しかし、ウォリアーズにはどちらも成し遂げるだけの力があったのです。
そして、その2つを成し遂げる目の前にいたのです。

3.誰もやってないことをやる、誰もやってないレベルでやる

あまり語られてないことですが、ウォリアーズの絶対的エースであり、もはや
NBAの顔といっても過言ではない2年連続MVPのステフィン・カリー。

なぜ、カリーがNBAファイナルで不調だったのか。
それはキャブスがカリーを徹底的に攻めたのです。

カリーは身長が低く、ディフェンスもとても上手なのですが、わざとカリーを
攻めてファウルを誘うことで、カリーを攻めたのです。

普通、カリーの攻撃に対してディフェンスを強化します。
もちろん、キャブスはこれもやりました。

しかし、それだけでなく、カリーをオフェンスでも攻めることで完全にカリー
のリズムを崩し、それだけでなくNBAではファウルが6個になると退場。

なので、カリーのファウルをかさませることで、カリーをコートから追い出し
たのです。これはスラムダンクでいうと、魚住が海南からファウルを誘われて
ファウルアウト(退場)させらたのと同じです。

その証拠にカリーはキャリアで初めて、ファウルが6個になり退場してしまっ
てます。

4.一人で勝つことは難しい

キングと呼ばれるレブロン・ジェームス。
彼はバスケットボールプレーヤーとしておそらく、完成形だと思います。

スラムダンクでいうところの牧紳一のようなものです。
しかし、いくらレブロンでも1人では勝てません。

このNBAファイナルではBIG3の一角、カイリー・アービングが覚醒。
とんでもないプレーを次々に決めて、勝利をチームにもたらしました。

最後の王者を決めたシュートもカイリーがカリーを相手に決めた3ポイント
シュートでした。

これと同じようにいくら院長先生がすごくても、一人で強いチームを作ること
は難しいのです。年間医業収入1億円ぐらいまでなら院長一人でも可能です。

しかし、それ以上、先に進むためにはチームの中核となる副院長、チーフが
いかにいるのか、これが大事になってくるのです。

院長、副院長、チーフというBIG3がいるチームは強いのです。

5.BIG3以外が大事

ウォリアーズもキャブスも強さの秘密は私は中心選手以外にあると私は思い
ます。

キャブスであれば、JRスミス。
彼は、以前はニューヨークのチームにいました。

選手としての潜在能力はすごい。
それは誰もが知っていました。
しかし、JRスミスは自分をコントロールできていませんでした。

大都会ニューヨークにおぼれ、バスケよりも遊びに走っていました。
しかし、キャブスに行ってJRスミスは変わりました。

遊びよりもバスケに集中したのです。
そして、レブロン・ジェームスの影響を受けてバスケに真摯に取り組むように
なり、チームのために献身的なプレーをするようになったのです。

レブロン・ジェームスというNBA史上、最も完成度が高く、誰よりも勝利に
貪欲なスラムダンクの牧紳一のようなプレーヤーがチーム全体に影響をもたら
し、自分ももっと頑張らないと!という状態を作れたことが大きかったのです。

あなたの医院、チームではそのような状態になっているでしょうか。

院長、副院長、チーフというBIG3だけでなく、そのほかの各部門に中心と
なるようなスタッフがいるでしょうか。

受付、アシスタント、衛生士、それぞれにチーム全体のことを考えて、チーム
の士気を高められるようなスタッフがいれば、あなたの医院は最強のチームへ
と成長する可能性があります。

そして、最後に今年のNBAの優勝を私が見事に予想していたブログがある
ので、そちらも是非、ご覧になってみてください。すごい的中度です。

⇒ http://blog.consuldent.jp/archives/52362532.html

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