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「一生、この医院にいます!」に油断してはいけない

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2016.7.21

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ある先生からこんな話を聞きました。

「こないだ、うちに18年もいてくれているスタッフがいきなり辞めて
しまったんです。でも、そのちょっと前に『先生、私、一生この医院に
いますね!』って言ってくれたんですよ」

聞いてるだけで、私も切なくなりました。

経営者として、「一生、ここにいたい!」「一生、ここで頑張ります!」
という言葉は本当にうれしいです。

私も、そんな言葉を言ってもらえる組織を創りたいと思っています。

しかし、そこまで言ってくれていたスタッフがなぜ、辞めてしまったのか?
その先生はこう言ってました。

「そこまで言ってくれてるし、18年も勤めてくれてるスタッフだから、
甘えがあったんでしょうね。つい、キツく言ってしまったんですよ。

些細なことなんですけど、『これぐらい、できてほしい!』ってことが
できてなかったんで。そしたら、その次の日に『辞める』って言われ
ちゃったんです」

そうなんです。

そこまで言ってくれたんだし、一生勤めてくれるんだったら、これぐらいは
できてもらわないと困る。

長年、勤めてるんだし、これぐらいはできてもらわないと困る。

という油断がつい、キツい言い方だったり、怒ってしまうことにつながること
があります。それが取り返しのつかないことになってしまったりするのです。

私自身も経験があるのでよく分かります。

こちらが受け取る「一生、ここで頑張ります!」という気持ちと
スタッフが言う言葉には重さの違いがあるのです。

経営者側は「本当に一生、勤めてくれるんだ。うれしいな!」と思います。

しかし、スタッフは「今はそれぐらいの気持ちでいますよ。でも、何かあった
ら、その気持ちはすぐに変わっちゃいますよ!」と思います。

もちろん、そうでないスタッフもいます。
しかし、全般的に言えば、それぐらいの気持ちの差があると思っておかないと
いけないのです。

なぜなら、院長先生は
「一生、いるんだったら、これぐらいできてもわらないと困る」
「一生、いるんだから、これぐらい厳しく言ってもいいだろう」
とどうしても、捉える傾向にあるからです。

「一生、ここで頑張ります!」と言われた時こそ、油断大敵なのです。

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