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院内新聞を発行する

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2016.7.21

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私がコンサルティングしている業績の良い医院では、最近、院内新聞を発行し
ています。私は「待合室に掲示を一切しない」ということをコンサルティング
のコンセプトとして持ってますので、待合室に掲示がない医院では、院内新聞
は非常に役立ってます。

院内新聞は効果がすぐに出るものではありません。しかし、患者さんとの信頼
関係を構築していく上では、効果を発揮しやすいようです。今月は、院内新聞
を発行する際のポイントをお伝えしたいと思います。

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1.誰が発行するか

皆さんが「院内新聞」と聞いて、まず思い浮かべるのが

「誰が院内新聞を作るんだ?」

ということだと思います。

私のコンサルティング先ではスタッフが作っています。

既製品に近いようなものも多く出ていますが、効果が高いのは自分たちで作っ
たものであるように感じています。

「スタッフに作るように言っても、
うちのスタッフは作ってくれないな~」

と思われた方が多いと思います。普通はそうだと思います。

ですから、最初に「業績の良い医院」と申し上げたのです。

このようなことは業績の良い医院、ある程度やる気のあるスタッフでないと作
ることは難しいです。

私の場合、以前、この連載でもお伝えした「プロジェクトチーム」の中で院内
新聞を発行します。「院内新聞プロジェクト」というものを結成し、担当ス
タッフを任命し、2~3ヶ月に1度の頻度で発行するようにします。

最初は、発行頻度は3ヶ月に1度程度で十分だと思われます。最初からあまり
たくさん発行しようと思っても、苦痛になるだけです。できる範囲から始める
のが良いと思います。

最近は、3~4ヶ月に1回、定期健診で来院される方が多いと思います。メン
テナンスで来院されている方が毎回、違う院内新聞を読まれるような形でよろ
しいと思います。

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2.院内新聞の内容

次に問題になるのが、「どんな内容にするか」ということだと思います。

私が無いように関してアドバイスしていることは、

「なるべく歯から離れた内容にしたほうが良い」

ということです。

先ず、

「院内新聞は何のために作るのか」
「院内新聞は誰をターゲットとしているのか」

ということを考えなければなりません。

(1)院内新聞は何のために作るのか

院内新聞は歯のことをより知ってもらうということもありますが、それよりも
重要視しなければいけないのは「歯に対する価値観を上げる」ということだと
思います。

通常、歯科医院に通院されている方は、歯に対する価値観が低い方が多いと思
います。

そのような方に対して

「歯は大切なんだ」
「歯と人生は大きく関わっている」

ということを伝える媒体にしていただきたいと思います。

次に、重要なのが

「医院に対して親近感を持ってもらう」

ということです。

患者さんは医院に長く通っていたとしても、医院のことをよく知らないと思い
ます。医院のことを知ってもらうことで、患者さんに親近感を持ってもらい、
患者さんとのコミュニケーションのきっかになることが大切です。

3番目に重要なのが

「楽しんでもらう」

ことです。

読むことで楽しんでもらえる、通院することを楽しくするような堅苦しくない
内容にすることです。

歯科医院はどうしても「痛い」「怖い」というイメージがありますから、その
イメージを和らげるような内容が望ましいと思われます。

(2)院内新聞は誰をターゲットとしているのか

私のコンサルティング先では院内新聞は20~50代女性をメインターゲット
としています。これは医院のメインターゲットに合わせるべきだと思います。

また、健康や審美面に対しても、ある程度の価値を感じている方、これから治
療の中で詳しい説明をしていけば、定期健診や自費に移行する可能性のある人
を対象としています。院内新聞を通して、気付きを与えられるような層をター
ゲットとしています。

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3.院内新聞作成のポイント

(1)手書きで作る

一番大切なのは「まずやってみる」ということです。

パソコンで作るのには時間と労力がかなりかかります。それを考えると、手書
きで作ったほうが時間と労力は少なくて済みます。

見た目は、パソコンで作ったほうがいいかもしれませんが、手書きのほうが読
まれることは多いようです。

(2)A4サイズで作る

医院としては、なるべく多くの情報を発信したいと思いますが、患者さんとし
ては、あまり大きなものはバックに入れにくいようです。大きさとしてはA4
サイズで作るのが望ましいようです。

紙面が足りないようであれば、裏面を使うのがよろしいと思います。

私のコンサルティング先では、A4両面で作成しています。

(3)最後は患者さんに郵送する

院内新聞の作成レベルが高くなってきたら、患者さんに郵送していくのも良い
と思います。

これは、まだ私のコンサルティング先でも実践していないのですが、恐らく、
効果があると思います。

治療終了後2年間などに限定して、リコールカードの代わりのよう郵送してい
くのです。

治療が終了しても医院のことを忘れないようにするためにも有効なツールにな
ると思われます。

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今回は、院内新聞についてお伝えしました。皆さんの医院でも、実践してみて
ください。良い物ができたら、送ってくださいね。

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