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医院をリニューアルする

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マーケティング

2016.7.21

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最近、開業10年以上の医院で業績の伸び悩みが起きているようです。
また、業績が徐々に下がってきている開業10年以上の医院も多いようです。
今月は、開業10年以上の医院活性化の手法として医院のリニューアルをご提
案いたします。

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1.なぜ、開業10年以上医院の活性化手法が医院リニューアルなのか?

ものの価値は年々下がっていくものが大半です。仮に、価値は年間5%下がっ
ていくと仮定すると、10年経つと価値は半減しているのです。これは、どう
しようもないことです。

また、価値が下がるだけでなく、世の中の技術は進歩しますし、時流は変化し
ます。先日聞いた話では、東京オリンピックのときの男子マラソンの優勝タイ
ムが現在では、男子中学生の優勝タイムと同程度だという話を聞き、驚きを受
けたものです。これは、10年間というスパンではありませんが、技術の進歩
を現していると思います。

このように、価値の下落、技術の進歩、世の中の変化は避けられないものです。
その中にあって、歯科業界も10年以上同じ医院では通用しなくなっているよ
うです。

歯科は当然、サービス業であり、患者さんに提供する価値は治療がメインにな
ります。治療がソフトだとすると、患者さんの眼から見える医院の内装・外装
などはハードということになります。

歯科医院を人間に例えると、「治療は人間性」、「内装・外装は外見」という
ことになります。人を見るときに、中身も大切ですが、先ずは見た目も重要だ
と思います。特に、数が多くなってくると見た目の重要度は増してきます。第
一印象は見た目で判断しますから。第一印象の影響力は非常に大きいのです。

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2.待合室と診察室、どちらを優先するべきか?

これは、私が実際にリニューアルをお手伝いした医院で出た問題でした。医院
をリニューアルすることにしたのですが、待合室と診察室、両方をリニューア
ルするお金はなかったのです。その時に、どちらを優先するべきでしょうか?

その時に、出した私の答えは次のようなものでした。「患者さんは、診察室の
中では、片目もしくは両目を閉じているのと同じです。患者さんとしては、

『一刻も早くここから出たい』

と思っています。診察室の中でくつろぎたいとまでは思ってません。もちろん、
診察室も快適な空間であるほうがいいんですが、優先するべきは待合室だと思
います。患者さんは、待合室では『くつろぎたい』と思ってます。待合室では
両目を開けています」と院長先生に、提案し、待合室のみを改装し、診察室は
後回しにいたしました。

結果は、待合室を改装したことも一つの理由になり、業績が伸び、最近、診察
室のユニットの入れ替えを行いました。

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3.費用はいくらかけるべきか?

世の中には、歴然と「ツキ」が存在しており、「ツキ」があるときには、何で
も上手くいきますし、「ツキ」がないときには何事も上手くいきません。では
「ツキ」がないところはどうすればいいのでしょうか。「ツキ」がない医院が
リニューアルする場合、ある程度費用をかけることをおすすめいたします。

なぜならば、ある程度費用をかければ、おそらく、地域で一番の待合室を作る
ことが出来ます。地域で一番の要素をもてば、必ず「ツキ」は戻ってきます。
したがって、私は経験値ですが、医院の業績の伸びとリニューアルにかける費
用を以下のようにルール化しています。

◆昨対医業収入:90%以下
>> リニューアル予算:500万円以上

◆昨対医業収入:91~109%
>> リニューアル予算:300万円以上

◆昨対医業収入:110%以上
>> リニューアル予算:100万円以上

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4.何をどう変えるべきか

まず、大切なことはリニューアル後の待合室のイメージです。地域一番の待合
室を作るためのコンセプトは「脱歯医者」「歯医者さんらしくない歯医者」
「美容院に負けないくつろげる空間作り」だと思います。

では、具体的にどこをどのように変えていけばいいのでしょうか。簡単ですが
以下の表を参考にしてください。

◆壁紙
●白い壁紙でいかにも医院というイメージを与える壁紙が破れている

○暖色系の温かみのある色、ベージュ、淡いピンクなど

◆床
●白っぽいタイル

○壁紙にあわせた温かみのある色のカーペットもしくはフローリング

◆受付
●パチンコの換金場所のような狭っ苦しい受付

○開放感のあるホテルのフロントのような受付

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その他にも、細かい点は多々ありますが、最低限、上記のことだけは外さない
ポイントとして押さえておいてください。

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