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親の医院を継承するリスク

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2016.7.21

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親の医院を継承するケースというのはかなり多いです。

もちろん、1日患者数40人以上いるような医院を継承するのであれば、
その価値はかなり高いのですが、1日患者数10人前後の医院であれば、
その価値は非常に低いといわざるを得ません。

しかし、それを分かってない先生がとても多いのです。
確かに、親の医院を継ぐことにはメリットがあるのかもしれません。

家賃がかからない
スタッフもいる
患者様も多くはないけど、いる

しかし、1日患者数10人前後の医院には大きなリスクがあります。
それが「将来性がない」ということです。

その地域では既に「おじいちゃん先生の医院」というイメージが固定化して
しまっており、外観もかなり悪いケースがほとんどです。

そのような医院で息子が帰ってきて、いくら頑張っても、限界があります。
1日患者数10人前後を20人前後まで戻せたらすごいです。
30人ぐらいまで行くのが限界かもしれません。

世の中の多くの院長は自分でリスクを負って開業してるのです。
それと同じに考えて、自分でリスクを負ってチャレンジしたほうがずっと、
成功に近づくと私は思います。

まだ若いのに、親の医院でくすぶっている先生がとても多いです。
そして、そのような先生は自分の思い通りにいかない現実に凄くストレス
をためてるのです。

だったら、自分の力でチャレンジして、親の力に頼るのではなく、自分で
自分の未来を切り拓いた方が良いのではないかと思います。

そのような親の医院でくすぶってる先生にご紹介したい事例があります。

その先生はお父様が急に体調を崩されたので、医院に入りました。
しかし、なんと、その医院は1Fが自宅、2Fが医院という正に昔の歯科医院
の造りだったのです。

院前の交通量も少なく、視認性は最悪。
設備も内装も古い。患者さんはいない。

そんな最悪の状況の中、その先生は頑張りました。
なぜなら、この場所では限界があることを悟り、移転を決意したからです。

多くの失敗する先生は移転してから頑張るのです。
それは正に開業してから頑張ろうとして失敗する勘違いDrと同じ構図です。

しかし、その先生は移転する前から必死で頑張りました。なぜなら、移転を
絶対に成功させたかったからです。

しかし、頑張っても、頑張っても、全然、目に見える成果が出てきません。
やっと1日患者数30人前後まで医院は伸びてきました。

しかし、経営塾で出会うスゴイ先生に比べれば、足元にも及びません。
気持ちは焦ります。

移転の物件も出てきました。しかし、これだ!という場所になかなか、出会え
ず、移転も出来ず、医院も伸びないジレンマの中にいました。

しかし、そんな中でもできることを頑張ってやりぬきました。
外部への講演活動。スタッフとの密なコミュニケーション。

そして、これだ!という物件に出会い、移転。
そして、わずか2年で地域一番医院へと駆け上がったのです。

この先生はずーっと経営塾に参加し続けています。
そして、スタッフ教育の一環に経営塾を組み込んでいます。

継承する先生は守りに入ってくすぶるのではなく、
「自分がこの先、何十年も本当にこの医院で、こんな状態で本当に満足できる
のか?」
と自分に問いかけてみてほしいのです。

そして、もし、「この状況が一生、続くなんて耐えられない!」と思うのであ
れば、是非、この先生のようなチャレンジを今からしてみてください。

きっと、あなたの人生が切り拓けていくはずです!

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