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継承を成功させる方法

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2016.7.21

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最近、継承して苦労されてる先生がとても多く感じます。
多くの継承する先生は勘違いしています。

「継承は開業より楽だ」と。

全くの勘違いです。
それは継承したことがないから、そんなお気楽なことを思ってられるのです。

「継承は新規開業より難しい」

これが真実です。
しかし、それを教えてくれる人がいません。

一番、肝心な父親自身が継承したことがないですし、仮にあるとしても、
今、60歳以上の院長は黄金時代を過ごした人ですから、その大変さは
全く分かってないようなものです。

継承には抗いがたい魅力が存在するのです。

・土地もある
・建物もある
・スタッフもいる
・患者さんもそこそこいる

つまり、0円で開業できるのです。
本来であれば、テナントで開業でも4千万円はかかるものが0円。
しかも、将来的には土地も建物も自分のものになるかもしれない。

継承の実態を知らなければ、それが魅力的に映るのは当たり前です。
継承当初は大変でも、そこから自分が頑張って伸ばせば、良いんじゃないか?

父親には世話になってるし、今まで父親が頑張って残してきたものを自分が
継いで行くのは当たり前。

そう思っているのだと思います。
しかし、それは甘いです。

継承を考えてるということは多くの場合、父親は65歳前後だと思います。
65歳で医院を伸ばしてるのであれば良いです。

しかし、多くの場合、既に右肩下がりです。
医業収入400万円以下という医院がほとんどです。

右肩下がりの医院をV字回復させるのは新規開業よりずっと難しいのです。
それは例えるなら、溺れてる人を助けるようなものです。

溺れてる人を助けることが出来るのは唯一、泳力が凄いある人だけです。
泳力がない人が溺れてる人を助けようとすると一緒におぼれてしまいます。

そうやって、継承を甘く見て、「親の医院があるから大丈夫」と勤務医時代に
経営力をつけてこなかった先生が継承して一緒に溺れてしまうケースが多いの
です。

じゃあ、どうしたら継承を成功させられるのか?
これには必殺技があります。

移転することです。
できるだけ近くに移転して患者様を引き継ぐ。

そうすれば、今までの右肩下がりの医院のイメージを払拭しつつ、父親が
残してきた医院を存続させ、患者様も引き継げるのです。

しかし、そうすると、1つの疑問が出ます。

「えっ、それじゃあ、新規開業するのと同じぐらいお金がかからない?」

そうなのです。
設備も古くなってるでしょうから、新しくしたりと、結局、新規開業と同じ
ぐらいのお金がかかるのです。

しかも、父親の医院から近くに開業地が限定されると、そんなに良い物件も
なかったりします。

だったら、新規開業した方が良いんじゃないか?
となるのです。

だからこそ、継承は難しいのです。

右肩下がりの医院を移転せずに、あなたが継承することを考えてるとしたら、
それは相当の経営力をつけることを本当にオススメします。

それが唯一の継承成功法なのです。

にもかかわらず、継承を考えてる先生に
「お父さんの医院の患者数は何人ぐらいですか?」と聞くと
「分かりません」と答える先生が多いのには驚きます。

経営状態も知らない医院を継承しようなんて、経営力がなさ過ぎます!
今からでも大丈夫です。必至に経営力をつけてから継承してください。

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