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継承開業で注意すべきは親の行動

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2016.12.13

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親から医院を継承して、ボロボロだった医院を何とか、良くしてきた。
だけど、新しいことをやろうとすると親が反対するので、やりづらい。

これは親の医院を手伝ってる多くの息子さんで見られる現象です。
しかも、これは正しいとか、正しくないとかでは片づけられない親子間の問題なので解決するのが非常に難しいのです。

実は、私も親からの継承なのです。

これを知ってる先生から「岩渕さんはどのように継承されたんですか?」とたまに質問されます。

しかし、私の場合、ある意味、ラッキーでした。
というのは、歯科医院に例えるなら、全く、本当に全くお客さんがいなかったのです。

なので、親からお客さんを引き継ぐということが一切なくて済んだのです。
お客さんもいないので、ある意味、引き継いだものは何もありませんでした。

いや、忘れてました。
借金だけはしっかり引き継がせていただきました。

こういう状況でしたので、私が入るのと同時に、有無を言わさず、親には会社から出て行ってもらいました。

もちろん、まだ親は元気でした。
しかし、私の中に、親と一緒にやるという選択肢は一切、ありませんでした。
このような判断ができたのも、それまでにクライアントの先生や、多くの経営塾メンバーが継承して苦労しているのを間近で見てきたからこそだと思います。

しかも、父親は工業系、私は歯科医院のコンサルタントだったので、系統が全く違うのでなおさら、父親に会社を出てもらいやすかったのです。
私のように、いきなり父親に医院を辞めてもらうことは難しいと思います。
しかし、以下のようなことは絶対にしたほうが良いかと思います。

・いつ医院を継承するのかを明確にする

これを明確にせずに、親の医院に入ってるケースは非常に多いです。
最初から、いつから継承し、そのために、どのような計画で行くのかをしっかり決めておくことが大事だと思います。
医院の人事、最終判断、お金の決裁権、医院財産相続
これらをいつ、どのように継承するのかを決めておかないと、気づけば、45歳を超えても、副院長のままで、何の権限もないということになりかねない。

そうなってもいいのであれば、いいのですが、それを望む先生はいないのではないでしょうか。

もし、そのようになると最初から分かっているのであれば、35歳までに自分で医院を開業し、開業から12年後ぐらいに親の医院を継承する方がずっといいのではないでしょうか。

しかも、自分が親の元で働いている間に、技術的にも、人間的にも、経営的にも、親から多くのことを学べるのであればいいのですが、大半の場合、そうではありません。
親の医院が年間医業収入1億円を超えてるレベルを維持し続けるぐらい、様々な研鑽をし続けてるのであれば、話は別ですが、そんなことは滅多にありません(もちろん、実践会クライアントではよくある話ですが)。

ということは、これを読んでるあなたが子どもの立場ではなく、親の立場であれば、何が大事でしょうか。

自分の息子が歯科大に行ってるから、自分の医院を継いでくれるだろうなんて甘く考えないことです。

今では、歯科大の近くで彼女を見つけ、そのまま結婚し、彼女の実家の近くで開業するなんていうのはよくある話です。

例えば、今、お子さんが20歳で歯科大に行ってる。
でも、お子さんが開業を考えるのは30歳前後です。

つまり、あと10年後にも、継ぎたいと思うような、そして、親からたくさんのことを学びたいと思えるような技術、経営、人間性を持っているかどうかなのです。

そういう要素がなければ、自分の医院を継いでほしいという想いが実現することはないと思います。

あなたの医院は自分が30歳だった時に、是非、継ぎたい!
1億円払ってでも、継ぎたいと思うような医院になってるか、自分自身になってるか考えてみることをオススメします。

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