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歯科医院でも入社式をしよう

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2017.7.28

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多くの医院さんには4月から新人スタッフが入ったと思います。

いつもお伝えしていますが、歯科医院に新人スタッフが入ったら、どんなことを教えていますか?

・洗い物の仕方
・滅菌の仕方
・片付けの仕方
・患者さんの導入の仕方
・レントゲン撮影の準備の仕方



といったように、その99.9%が「やり方」なのです。

もちろん、「やり方」は大切です。
しかし、「やり方教育」だけでは足りないのです。

「やり方教育」だけでは、その先に待っているのは、今までと何ら変わらないスタッフです。

仕事はとりあえずできる。
だけど、仕事のやる気はない。
仕事をお金のため、生活のためだけにするスタッフになるだけです。

では、そうならないためには、どうしたらいいか?
それが「あり方教育」です。

「あり方教育」とは、スタッフに
「社会人と学生の違いは何か?」
「何のために仕事をするのか?」
「5年後、どうなっていたいか?」
といったような、仕事の根本を教えていくことです。
そうしないと、特に新卒スタッフの場合は学生気分が抜けずに、遊び半分だったり、遊びが主体となってしまうスタッフが続出するからです。

しかし、「あり方教育」がいくら大事とはいっても、誰がどうやって、それを教えるのでしょうか?

もちろん、歯科医院地域一番実践会でも5月に「歯科医院新人スタッフ研修」7月から「歯科医院新人スタッフ育成塾」を開催し、「あり方教育」を行っています。

しかし、ベストは自分の医院で、自分の医院のスタッフがあり方教育を行えることです。

最近では、この「あり方教育」をクライアントのスタッフが中心となり、入社初日前後に「入社式」という形で行う医院が実践会クライアント、経営塾メンバーの中で増えています。

4月に入社するスタッフが例え、2人とか3人であっても、しっかりと学生と社会人との区切りとして入社式を行うことには重要な意味があると思います。

半日ぐらいで行う医院もあれば、午後の診療を1時間ぐらい切って、2時間ぐらいで行う医院もあります。

できれば、1日は時間を使って行うのが望ましいと思います。
もちろん、1日使う場合には、院長は1時間ぐらい登場して、重要な医院理念などを中心に講義を行い、考え方を伝えていく。

その他の時間は幹部スタッフを中心にあり方教育を実践していくのです。
そうすることで、社会人としてのルール、院内でのルール、医院独自の取組みの意味などを理解することができます。

そうしないと、今の若い子たちは「そんなの教わってない」「なんで、こんなことをしないといけないのか?」とすぐに疑問、不安となり、それがいづれ不満となっていくのです。

また、この入社式の中か、別日に必ず、やったほうが良いのがオリエンテーションです。

オリエンテーションとは主に、給与の詳細説明、就業規則の説明、身だしなみなど、当たり前のことなんですが、最初に説明しておかないと後からトラブルになることを予め、説明しておくことです。

特に、最近では労務について非常に権利意識が高まっているので、労務トラブルを未然に防ぐ意味でも、しっかりとした説明が重要です。

「入る前に聞いていたのと、実際にもらえるお給料が違う」という不満は医院への拭えない不信感となります。
後から、いくら説明したり、条件を変更したとしても、本人の勘違いだとしても、医院への大きな不信感となります。

こんな要らぬ不信感を持たれるぐらいなら、入社前にしっかり説明することに少しの時間を取るほうが最終的にはよっぽどの時間節約となるのです。

ただ、しっかり説明するためには、説明する側で就業規則や労務に対する知識がしっかりないといけないのは当然のことです。

今後、歯科医院に限らず、経営をしていく上では労務に関する知識は必須となりますので、説明することをきっかけに勉強されることをオススメします。
また、入社式などを開催してあげることで、
「自分は医院から受け入れられてるんだ」
「これからは社会人としての自覚を持たないといけないんだ」
「この医院は、こういうことを目指してるんだ」
という意識を持つことができるのです。

ある実践会クライアントでは、この入社式、最初のあり方教育とやり方教育に3日間も合宿して行っている医院もあります。

しかも、その法人にはユニットで診療のアシストが実地に練習できる場所が医院とは別にあるため、やり方教育もバッチリできるのです。

ここまでやれとはもちろん、言いませんが、ここまで初期教育に徹底して力を入れてる医院もあるのです。
そして、入社式も含めた初期教育に力を注ぐほど医院への定着度も上がってきているのです。

あなたの医院では、新人スタッフにどのような初期教育を行っていますか?
もし、旧来のやり方教育しかしてないのであれば、あり方教育とオリエンテーションの実施を来年から、検討してみてください。

また、4月以降に入社するスタッフにも、少なくとも、オリエンテーションは実施されることをオススメします。

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