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歯科医院の勤務医を2名体制にする

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2018.7.6

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歯科医院が組織規模を拡大していく上で絶対に欠かせないもの。
それは・・・

「勤務Drをいかに採用し、いかに育成するか」

です。

そもそも、それ以前に患者さんが来ていないと話にならないのですが、経営的に軌道に乗ることができれば、患者さんが増えて予約が入らないという状態は実践会クライアントであれば、よくある話です。

そこれからはどうチェア台数を増やし、どう勤務Drを採用して育成するかという段階へと移っていきます。

しかし、この段階でしっかりとシフトチェンジできずに停滞してしまう医院さんが実に多いのです。

では、なぜ停滞してしまうのか?
それは・・・

院長自身が勤務Drを育成することの本当の意味や重要性を理解できていない

ということが根本にあると私は思います。

勤務Drの採用と育成が目先の医業収入を上げるとか、目先の収益を上げることが目的になってしまっているのです。

そうなってしまうと、勤務Drの採用と育成することが目的のはずなのに、そんなことやってるぐらいだったら自分1人でやったほうが医業収入が上がるとか、人件費のことを考えたら収益率が下がる問題が出てくるのです。

実際問題、勤務Drの採用と育成にはかなりの時間とお金と労力がかかります。

しかも、育つまで3年ぐらいかかってしまうこともザラです。
にもかかわらず育った勤務Drが開業してしまうことの辛さ。
そのお気持ちは私も痛いほどよく分かります。

なので、結論を言うと、勤務Drの採用と育成をするにあたって目的を変えるべきなのです。

どういうことかいうと、

これまで:目先の医業収入を上げる、目先の収益を上げる

これから:医院の組織化、安定化を実現する

もし、勤務Drがいない状態であれば、基本的には院長が頑張らなければ医業収入には限界があり、院長がいなければ診療日数さえ増やせないのです。

しかし、勤務Drがそこにいてくれれば、保険診療を任せて、自費診療に集中したり、自分がやりたい診療をしたり、これまで休みだった木曜を診療したりすることだってできるのです。

院長1人に全ての負荷がかかる状態は危険です。
院長が無理をして週6日も全力で診療していたら体を壊してしまうかもしれません。

そうなってからではあまりにも遅すぎます。
そうならないためにも、医院を安定化せる上では勤務Drの採用と育成は必須なのです。

ということは、実は勤務Drは1人では足りないのです。
なぜなら、やはり勤務Drの大半が開業してしまうからです。
せっかく育てた勤務Drが開業のために退職してしまう。

その損失はとても大きく、せっかく先程のような体制になって院長の負荷も軽くなったと思ったら、また院長一人に負荷がかかる状態へと逆戻り。

これは肉体的にも精神的にも厳しい。
なので、そうなることを想定して最初から勤務Drを1人ではなく2人採用して育成することをオススメします。

そのためにも、キャリアをズラした方が良いかもしれません。
例えば・・・

1人目:キャリア5年目のDr
2人目:キャリア2年目の研修医あけのDr

という感じです。
そのためには当然、ユニット台数も必要になりますが、この体制にした方が何かあったときにも対処がしやすいという点で、より医院の組織化、安定化につながります。

もちろん、目先の医業収入や収益にはつながりづらいです。
しかし、医院の安定化、組織化というのは目先の医業収入や収益以上の価値があるのです。

是非、チャレンジしてみることをオススメします。

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