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コーチング2

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マネジメント

2016.7.21

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前回は、「コーチング」を実践するためのSTEP1.までをご説明いたしま
した。今回は、STEP2.から詳しくご説明させていただきます。

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【STEP2】
課題を明確化する
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ここまで来る前に、コーチはコーチングを受ける相手が今、取り組まな
ければいけない課題は何であるかということが明らかになっていると思
います。明らかになっていなければなりません。しかし、コーチが課題
をわかっているからといって、「これを頑張りなさい」と言ってはいけ
ません。これでは、「やらされている」と思ってしまいます。そうでは
なく、自分で決めさせることが大切なのです。

そのために、下の表を活用してください。

現在 未来
自分は
自分を
自分には何が出来るのか
自分は何がしたいのか
周りは
自分を
周りは自分をどう見ているのか
医院はこれからの自分に何を期待しているのか

上記の表を相手に記入させてください。そして「周りは自分をどう思っ
ているか」の部分に関しては、「現在」も「未来」もマネージャーが期
待していることを明確に伝えてください。

上記の表を相手に作成させるときにも、考えを引き出してあげることが
大切です。
これをすることで、自分の認識と周りからの認識のズレに気づき、目標
と現状のギャップに気づくと思います。そして、言われて気づくのでは
なく、本人自身が本人にとって優先順位の高い課題は何であるのかが分
かると思います。

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【STEP3】
課題を解決するために、目標と目標達成の手段を明確化する
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課題が明確になって安心してはいけません。課題を解決するための目標
と目標達成のための手段を明確化しなければいけません。

【例】
課題:患者さんとコミュニケーションが取れない
目標:患者さんとコミュニケーションを取れるようになる
目標達成のための手段:
・1日最低3回は患者さんに話しかけるようにすること
・当日の患者さんが好きそうなネタを1日1個は用意する
・これを次のコーチングまでの1週間、毎日継続する
・経過をメモしておく

というようになるわけです。

ここで、大切なのは、「目標達成のための手段を明確化する」というこ
とです。大切なポイントは、次の3つです。

●最低ラインを「1日最低○回」など数字などで明確化すること

よく「頑張る」という表現を使いますが、何をどれくらい頑張るので
しょうか。コーチングは、現状よりもスキルをアップさせるために行
うものです。ですから、「頑張る」という抽象的表現では、本当に頑
張っているのか、どこから頑張っているのかが分かりません。恐らく
現在も頑張っていると思います。

筋力トレーニングでも同じですが、現状よりも少し上のことをするこ
とで力はついていくのです。現状よりも下のことをやっても力はつき
ません。ちょっと大変くらいがちょうど良いのです。逆に、上過ぎる
と、筋肉は筋肉痛になってトレーニングが続かないように、コーチン
グが苦痛になってコーチングに対するモチベーションが続きません。

●期限を決める

人間は「いつまでに」という目の前の期限がないと動かないものです。
「1年後までに」と言われても誰も動きません。目先1週間から2週
間くらいで期限を区切って目標設定することが大切です。

これまでの指導では「じゃあ、○○を頑張ろう!」と決めても、放っ
て置かれて、言った本人も言われた本人も次第に忘れていってしまっ
て「何だったんだ、あれは。何も言われないんだったら、やらなくて
いいや。面倒くさいし。」と思うことが大半でした。しかし、コーチ
ングでは、決めた目標の成果や問題点が短期間で確認され、次のコー
チングでそれに対しての対策が採られたり、修正されたり、叱られた
りするわけです。このように、コーチングは、こまめに指導すること
で最大の効果を発揮できるところが最大の利点なのです。「人間は自
分が頑張った効果はすぐに認識したい」ものです。

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【STEP4】
努力を継続させる
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コーチングで新たに始めたことは、最初は頑張ってやるものです。しか
し、新たな課題が出て、頑張っていると、前に決めた課題をおろそかに
したり、面倒くさいから手を抜いたりします。院長はこの心理をきちん
と理解し、「そういうものだ」と思って、対処する必要があります。

つまり、しばらくしてから、前に決めた課題について「あれはきちんと
やってる?」とチェックを入れてあげることです。また、日常業務の時
にもやってるかどうかの確認をする必要があります。

また、もう一つあるのが、結果が出ないときです。なかなか効果が上が
らず、本人のモチベーションがダウンしているときです。これこそが、
コーチの腕の見せ所だと思って、頑張ってください。二人三脚で乗り切
るしかありません。コーチが手を差し伸べてはいけません。マラソン
だったら失格です。本人にやらせて、自信をつけさせることが大事です。

危険なのは、「出来るようになったからもういいや」と努力しなくなる
ことです。新たなことは、いったん出来るようになっても、日々継続的
な努力をしない限り身に付かないものです。その時、コーチからは「一
時的にできるようになっても、継続しなければ力にはならないんだよ」
と伝えることが大事です。今までよりも一段高い目標を設定しましょう。
また、新たに出来るようになったことを発揮させる場を作ってあげるこ
とも大事です。

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