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なぜ地位は人を堕落させるのか?

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2016.8.16

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先日、経営塾アドバンス第3回が開催され、ゲスト講師の心理学博士 伊東明
先生が「イカロスの翼症候群」についてお話されてました。

これはハーヴァードビジネスレビューでも発表され、大きな反響をもたらした
論文だそうで、私も調べてみました。

これは大企業や政界、エンターテイメント業界で、トップを獲った人が落ちて
行ってしまうのは何故なのか?を追跡調査した内容です。

なぜ、地位は人を堕落させてしまうのでしょうか?

これは私自身にも、非常に勉強になるのではと思い、論文を読んでみました。
歯科医院の院長は大企業や政界のトップではありません。

しかし、地域一番や歯科医師会での地位・権力を手に入れると、人は堕落しや
すくなるというのです。

そこで、得られた権力を当然のもののように思い、次第にそれが致命的な自信
過剰へと発展し、誰もそれを止められる人がいなくなり、倫理やルールを大き
く逸脱し、いつしか失墜してしまうというのです。

これは医院が地域一番になった院長先生は是非、気をつけてもらいたいです。
この権力と地位の罠にはまる人が後を絶ちません。

そして、ほぼ全ての人が自分のことを過大評価し、「自分だけは違う」と今、
この瞬間もこれを読みながら思っているのです。

「じゃあ、どうすればいいのか?」というと・・・

大きく言えば、「普通の生活を心がける」ということです。
地域一番医院を作り上げると、収入が増えます。
色んなことが変わります。

しかし、お金がないときと同じような生活をするのです。
そういう意味では、私はそれができる体質なのはラッキーでした。

車の運転は好きではないし、時計は体質的につけられないし、お酒は飲めない。
あなたはどうですか?今も勤務医と同じような生活を続けられてますか?

そして、謙遜の気持ちを忘れないことです。
そのためにも、人生で本当に大切なものは何なのかを時々、思い出すこと
だそうです。

もっと、具体的な行動で言うと・・・

・自分の短所に光を当てる
・観測気球を上げる
・小さなことにくよくよ悩む
・内省する時間を増やす

つまり、次第に裸の王様になっていき、誰も「それはおかしい」「間違ってる」
と言わなくなるのです。

なぜなら、そのような耳の痛いことを言うと、嫌な顔をしたり、怒ったりする
からです。

そして、次第に悪い報告が耳に入らないから、万事上手くいってると勘違いし
て、「自分は天才だ」「自分の考えは全部、正しい」と致命的な自信過剰へと
発展していってしまうのです。

そうならないためには、妻や幹部の言うことに謙虚に耳を傾け、本当に自分の
やってること、言ってることは正しいのかを確認し、話を聞くことです。

そして、「こんなのインプラント1本決めれば、大丈夫」というようなどん
ぶり感情ではなく、細かい変化にも気づき、それを問題として取り上げてい
く。

そういう細かいことを疎かにしない姿勢がトップに重要なのです。
そのようなことをしてる人が長くトップにいることができるとこの論文では
結論付けています。

あなたはイカロスの翼症候群になっていないですか?
最近、そういう先生、意外に多いですよ。
気づいた時には致命傷。歯周病みたいです。

歯周病にならないためには?
そう、予防ですね。経営塾の実践を積み重ねることで予防しましょう。

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