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阿部慎之助を真似してはいけない

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2016.7.21

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今年のプロ野球は巨人が日本一に輝きました。
今年の巨人を支えたのが主将の阿部慎之助選手です。

日本シリーズの行方を決める第2戦の先発の沢村投手は不安定な立ち上がりで
デッドボールを2回、更に牽制球のサインを見落としてしまいました。

ここで、キャッチャーの阿部選手はマウンドに行き、明らかに怒りの表情で、
沢村投手の頭をはたいたのです。

しかし、これで沢村投手は動揺から立ち直り、落ち着きを取り戻し、この日、
素晴らしいピッチングを見せたのです。この勝利で日本一に大きく前進した
のです。

しかし、これは絶対に真似してはいけません。
特に、歯科医院の院長が女性スタッフにこれをやれば、大変なことになります。

では、なぜ、阿部選手がやると効果的なのでしょうか?
それは今シーズンの阿部選手の活躍を見れば分かります。

三冠王目前の打撃成績(打率、打点で1位、本塁打で2位の大活躍)
捕手としてリーグ1位の防御率を達成

つまり、阿部選手は野手からも、投手からも、チームからも絶大な信頼を実績
と行動で示してきているのです。当然、そのプロセスでは様々な声がけなども
あったはずです。

そこまでの信頼が築かれてるからこそ、絶対にやってはいけないミスをした
投手に対しても怒りをあらわにしても、相手がそれを受け入れるのです。

それなくして、表面的な阿部選手の行動だけを真似すると、正反対の結果に
なりかねませんので、本当に気をつけてください。

「いや、俺は阿部選手並に医院を支えているから大丈夫だ」

と思うかもしれません。
しかし、考えてみてください。

巨人でいえばチームの勝利、優勝は明確です。
しかし、医院の勝利、優勝とはなんでしょうか?

院長は勝利、優勝に貢献してるつもりでも、スタッフにとっては勝利でも、
優勝でもないし、目指してもいないのではないでしょうか?

相手からの絶対の信頼を勝ち取る。
もしくは、チーム全体で「チームの勝利とは何か」の共通認識を確立する。

これが必要なのです。
しかし、現実的にはそれぞれの価値観、立場も違う中で「チームの勝利」を
1つにまとめることの方がずっと、難しいのです。

もちろん、「絶対の信頼を勝ち取る」ことも至難の業です。
しかし、そこに近づくために、日々、こつこつと行動を積み重ねることは
できます。

是非、そのような行動を意識してやってみてください。
そこに本気で取り組むことが長期的には大きな利益を医院にもたらすのです。

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