マネジメント > スタッフ教育

バスケットボールの弱さの秘密

マーケティングのテーマ別に表示
マネジメントのテーマ別に表示

マネジメント

2016.7.21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

指導体制が確立されてないと、指導者は未来の勝利のためではなく、目先の
勝利を優先するようになります。

目先の勝利が最終的に、選手の将来性を潰してしまうのですが、それだけでは
ないのです。それは選手の能力的な将来性だけでなく、メンタルの将来性も
潰してしまうのです。

「潰す」というと、「ダメだ、ダメだ!」といって、自信をなくさせるような
イメージがありますが、真逆です。

バスケの場合、プレーヤーが5人しかいません。
その中で、スタープレーヤーがいると、その選手の勝利に対する貢献度が凄く
大きくなってしまうのです。

だからこそ、NBAでも、マイケル・ジョーダンのようなスーパースターが1人
いるだけで、シカゴ・ブルズは6回も優勝し、ジョーダン一人がいなくなると、
それから14年経った今でも、1回も優勝できてないのです。

目先の勝利を優先すると、そのようなスタープレーヤーにはどうしても、頑張
って、もらわないといけません。そうすると、指導者はチームのスタープレー
ヤーに厳しいことがいえなくなってしまうのです。

そうして、本人も「自分はチームで重要な存在なんだ」「自分は偉いんだ」と
意識しだし、それが自覚ではなく、勘違いへと発展していってるようです。

だからでしょうか、日本のバスケのトッププレーヤーは世界では全く通用しな
いにもかかわらず、謙虚さが足りず、基礎的な躾ができてないそうです。

一方、スペインのようなサッカー強豪国はユース世代の選手を育成するときに
何を重視するかというと、基本的な勉強、態度、ロッカールームの使い方など
基本的な躾を非常に重要視しているのです。

小さい頃から、「お山の大将」的にちやほやされ続けてきた結果でしょうか、
プロレベルでなくても、バスケがうまい人は性格が悪い人が多く、下手な人を
見下す印象が非常に強いです(私の意見ではなく、多くのトップアスリートを
見て来たトレーナーがそう言ってました)。

これは部活で、下手な人を、後輩を見下し、「俺は偉いんだ」「俺がこのチー
ムを勝たせてるんだ」と思い上がった気持ちが最終的に周りに対する感謝や、
謙虚さを失わせ、将来性を潰してるのではないかと思うのです。

しかし、このようなことはバスケに限らず、至る所で起きてるのではないで
しょうか。

・売上トップの営業マン
・仕事のできるビジネスマン
・保険点数を稼ぐ歯科衛生士
・保険点数を稼ぐ歯科医師

特に、保険点数を稼いでくれて、なかなか、代わりが見つからない歯科衛生士
歯科医師は、正にバスケのエースプレーヤーのようになってないでしょうか。

そして、指導者側も、目先の勝利、目先の医業収入を優先して、そのような
扱いをしてしまってないでしょうか。

そうすると、その人の将来性を潰すことにもなりかねないのです。
謙虚さを失い、思い上がり、感謝の気持ちを失い、成長がストップする。

そんな歯科衛生士、歯科医師を数多く見てきました。
難しいことではありますが、指導者は目先の勝利ではなく、未来の勝利のため
に育成をすることが最終的に強いチームを作るのだと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

申込受付中セミナー

関連記事