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新人スタッフに3ヶ月間は日誌を書いてもらう

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2016.7.21

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ほどんどの医院では4月から入った新人スタッフに現在、「やり方教育」を
行っているところではないでしょうか。

「やり方教育」より「あり方教育」が大事だといっていますが、
「やり方教育」ももちろん、重要です。

「滅菌の仕方」「片付けの仕方」「消毒の仕方」「器具の準備」
「アシストのやり方」も全て大事で、しっかり覚えてもらわないと後で、
大変なことになってしまいます。

しかし、多くの医院では「あり方教育」だけでなく、この「やり方教育」を
しっかりする時間も取れてないのが実情ではないでしょうか。

そうすると、新人スタッフとしてはどうなるでしょうか?

本当はあんまり理解し切れてない状況でも「先輩は皆さん、忙しそうなので」
と質問しづらくなるのです。

質問しづらくなると、分からないことが分からないまま、理解できてないこと
もそのままになってしまいます。

すると、後から問題がミスとして表面化してくるのです。
ミスが起きてから対処するよりも、多少、手間と労力がかかったとしても、
ミスが起きないようにしっかりと教育したほうが確実に効率的です。

これこそ、正に「緊急ではないけど、重要なこと」の「第2領域」に該当
することです。

「それは分かってるけど、毎日の診療が忙しくて、しっかりと教えられない」

と思われることと思います。

そのような医院さんでは、
「新人スタッフに3ヶ月間は毎日、日報を書いてもらう」ことを
オススメします。

確かに、新人スタッフは毎日、日報を書くのは大変です。
しかし、日報を書くことを通して、その日、1日に学んだことを復習する
機会を作ることができます。

このような機会がないと復習する習慣がないので、なかなか復習しなくなり
ます。復習しないと1度、教えたことを時間がタダでさえないのに、
もう一度、教えなければならなくなります。

そうなると、先輩スタッフも嫌な顔をすることになり、新人スタッフは自信
をなくし、「私はいないほうがいいんだ」となって辞める原因になったり
するのです。

そうなる前に、自分で復習をする機会を作るためにも、日報を書いてもらう
のはとても有効です。

また、日報の中で分からなかったことを質問してもらうようにするのです。

そうすると、診療中は忙しくて聞けなかったことも、聞くことができて、
分からないまま、理解できないまま、間違って覚えるということを回避
できるようになるのです。

実は、それ以外にも、日報を書いてもらうメリットはあります。
日報は当然、「日報」ですから、毎日、提出してもらいます。

提出してもらうのは教育担当スタッフもしくはチーフに提出してもらい
ます。提出してもらった日報にはコメントを書いて返却します。

日報に書いてある疑問には日報上か、直接、返答をします。
それら日報のやりとりを通して、教育担当スタッフやチーフが先輩としての
自覚を強くするというのが大きな効果なのです。

そして、院長先生も週に1回程度は日報に目を通して、コメントを返して
あげるのです。

すると、新人スタッフはどうしてもミスをしたり、教えてもらうことが
多いので、真面目なスタッフほど、

「自分は医院の役に立ってない」
「皆に迷惑をかけている」
「私なんか、いないほうがいいんだ」

と思いやすいです。

しかし、この日報の中で先輩スタッフ、院長が新人スタッフの良いところ、
頑張りを認めてあげるコメントを書くことで、新人スタッフが

「私はここにいていいんだ!」
「私は必要とされてるんだ!」

と思うことができ、それによって、早期に退職してしまうリスクを下げる
ことができるのです。

逆に、やる気のないスタッフ、勉強する気のないスタッフ、努力するのが
嫌なスタッフ、診療以外のことはやりたくないスタッフがついてこれなく
なるというメリットもあるのです。

新人スタッフにとっても、教育担当スタッフ、チーフ、院長にとっても
楽ではありませんが、後で大変な思いをするよりはずっと良いと私は思い
ます。

もし、そのように思われるのであれば、是非、日報を今からでも、新人
スタッフに書いてもらうことをオススメします。

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