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白衣、Yシャツ、ネクタイ

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2016.7.21

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私のあるクライアントの勤務医のA先生は、
顔はジャニーズ系で非常にカッコイイのですが、
見た目があまりにも若すぎるのと、
動作や歩き方、言い方があまりにもガサツすぎるため、
他の患者さんから

「あの人には診てもらいたくないわ」

と言われるということがありました。

この患者さんはA先生に診てもらったことはないのですが、

「あの先生はイヤだ」

と判断したわけです。

A先生は極端な例ですが、実際には、典型的な例ではないでしょうか。

大切なのは、患者さんがA先生の評価をする際に、

「技術を全く考慮に入れないで、ほぼ、A先生の外見、
言動によって判断した」

ということです。

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【こんな風になっていませんか?】

ある月曜日の朝、あなたは日曜日にゴルフに行き
夜飲みに行って、お酒を飲みすぎてしまったせいか、
朝もなかなか起きれませんでした。

朝は9:30診療開始にもかかわらず、
あなたが2Fの自宅から1Fの診療室に降りたのは9:35でした。

スタッフも、このようなことに慣れっこのせいか、
既に患者さんを導入し、スタッフが診ています。

あなたは、ボサボサの髪の毛を少し整えた程度で、
KCに着替え、サンダルを履いて、診療に入りました。

これは、6年前は1日35人ぐらい患者さんが来ていたけど、
今は1日15人ぐらいしか患者さんが来ない歯科医院で
よくある光景だと私は思います。

なぜ、このような歯科医院で、患者数が減ってしまうのでしょうか。

それは、多くは先生の意識の問題なのですが、
この意識の問題が非常に大切なのです。

今、患者さんがどんどん減っている医院の院長の典型的な意識は

「治療が完璧であれば良い」

というものです。

このような先生は、しっかりとした治療をすることには気を使います。

また、治療がいかに効率的に回るか、
いかにスピーディーに治療を進められるかということを大切にします。

良い治療をすることこそが、全てなのです。

しかし、このような先生は、治療には気を使いますが、

「自分の行動、自分の言動が患者さんからどう見られるか」

ということにはあまり気を使いません。

というよりも、

「どう見られているかに気付かない」

というのが正しい表現かもしれません。

このような先生は患者さんにどう見られているかに気付かないからこそ、
先ほどのようなある朝の風景になってしまうのです。

すると、患者さんは見ていないようでいて、
先生のことをよく見ています。

先生が治療効率を優先するあまり、
ミスをしたスタッフに怒っているのを見て、

「この先生は怖い先生なんだな」

と思います。

先生が治療効率を優先して、
動きやすいKCをだらしなく着ているのを見て、

「だらしない先生なんだな」

と思います。

そう思えば、

「この先生には診てほしくないな」

ということになるのです。

「患者さんからどう見られているか」

というのは非常に大切なことなのです。

これを重要視されるのであれば、
先生は外見を大切にされることになります。

先生が外見を大切になさるのであれば、
診療中服装は、

「白衣、Yシャツ、ネクタイ」

にするべきだと私は考えております。

作業効率を優先したKCももちろん、悪くないのですが、
そのような服装をしていると、
どうしても、意識が職人発想になってしまいがちです。

しかし、既に当たり前に言われているように、
歯科医療はサービス業です。

タービンを持っている間は職人で良いのですが、
タービンを手離して、患者さんとお話しする際は、
サービス業発想でなければならないのではないでしょうか。

「自分はもう、サービス業的発想が完全に身についているよ」

という方は、する必要がないと思いますが、
先ほどのある朝の風景のような状況になっている方には、
是非とも、オススメします。

また、最近、患者数が減ってきている先生にもお勧めいたします。

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【大切なのは「技術」と「技術がありそうに見えること」】

もちろん、先生方には素晴らしい技術があると思いますし、
日夜、技術を習得するために、研鑽を積まれていると思います。

だからこそ、もったいないのです。

その先生方が苦労して身に付けた技術は
患者さんからはなかなか判断することが難しいです。

しかも、先生方にどんなに技術があっても、
職人のような格好をしていれば、患者さんからは

「技術がなさそうに見えてしまう」

のです。

そして、それがそのまま先生の評価につながってしまうのです。

先生方に技術があるということを前提に申し上げると、
大切なのは

「技術がありそうに見えること」

なのです。

技術のあるシェフはきちんとした格好をしていると思います。
それは三ッ星シェフは、料理の技術だけでなく、
自分たちの服装をしっかりすることが
料理の技術を引き立たせるということを知っているからです。

また、特に若い先生は、「若い」というだけでも、
外見的に損をしているわけですから、
なおさらのこと、外見に気を使う必要があると私は思います。

そういう意味で、先生方の技術を引き立たせる
一つの方法が服装をKCではなく、

「白衣、Yシャツ、ネクタイ」

にすることなのです。

私のクライアントの先生で、業績が伸びる先生は多くの場合、

「白衣、Yシャツ、ネクタイ」

に切り替えられることが多いです。

それは、これまでのやり方を替えるという
素直さをもっているということも大切な要素だと思っております。

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